葬儀の値段を知っていますか

檀家となっている寺院に頼むのであっても葬儀会社に頼んでセレモニーホールで執り行うのであっても、葬儀をするのであれば葬儀代が必要です。しかし一般的に葬儀にはどの程度の費用の準備が必要なのか、知っている人はあまり多くありません。費用の内訳として、大きく「式自体の費用」と「飲食費用」と「寺院に支払う費用」があります。まず、式の費用ですが、更に大きく斎場代、祭壇代に分けられます。

斎場代は、セレモニーホールを使用する場合であり、田舎の家に行くとこの部分の費用がかからないこともあります。祭壇代は葬儀社によって様々ですが、高価な祭壇を求めればきりがありません。祭壇周りの物として、遺影や棺、骨壺などの費用も必要です。また、痛い運搬費、霊柩車のレンタル費など、式に付随してかかる費用があります。

次に、飲食費用ですが、通夜振る舞いや精進落としのための料理、お酒などを用意するための物です。どれくらいの規模の式を行なうか、どのランクの料理を注文するかに飲食費用は大きく左右されますが、安くなるからと言ってあまりにも安い料理や酒を注文するのは故人の評判や参列者達のことを考えるとあまりおすすめできません。最後に寺院に支払う費用についてです。式に僧を呼んで読経してもらうのであればお布施を支払います。

このとき、1人だけでなく脇導師として複数人で来ることがあります。その場合、脇導師の分のお布施も用意しなくてはなりません。相場は、導師の3分の1ずつです。また、通夜にも僧を呼ぶ場合、式のときとは別にお布施が必要です。

戒名をつけるのにも戒名料が求められます。戒名料は戒名のランクによって変わります。この他にも香典返しの費用や式の手伝いをしてくれた人へのお礼として心付けを用意するので、式が終わった後でも多くの費用がかかります。

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